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股関節脱臼について(原因・症状・治療・予防)

症状

股関節脱臼は何らかの理由により大腿骨頭が寛骨臼蓋から外れてしまう障害です。
他の脱臼と同じく発生時には強い痛みを伴います。
治療には骨を正常な位置に戻す整復が必要なのすが、股関節は非常に強い筋肉に守られているため肘や肩のように簡単には出来ません。専門医の力が必要になります。

主な症状は股関節から臀部にかけての強い痛みです。場合によっては脱臼感や脱臼音を憶えることもあります。
また、股関節が曲げた位置から戻らなくなる症状や、不安定になることで体重を掛けられない、股関節が動かない症状が起こるケースもあります。

原因

元々股関節は骨同士が深くかみ合っているだけでなく、ハムストリングや大腿筋などの強力な筋肉に守られているため、脱臼を起こしにくい関節なのです。
しかし、足を閉じた状態でつま先を内側にし、なおかつ下から突き上げる力が加わると骨が外れてしまうのです。具体的には野球の滑り込み、ラグビーの空中タックルなどが起こしやすい動作と言われています。

動かすことが出来ないほどの強い痛みは脱臼か骨折を起しているため、レントゲンで状態を確認していきます。どちらも異常ヶ所が明確に現れるためこの検査によって容易に診断が出来ます。
また、大腿骨の血流が途絶えていることも考えられるため、これはMRI検査で確認した方がいいでしょう。

治療法・予防

治療では外れた骨を元の位置に戻す整復を行います。
構造上、整復が非常に難しいため、必ず専門医にお願いしましょう。整復後も1ヶ月程度安静にする必要があります。これは脱臼時に損傷した靭帯、関節包の修復を促すためです。

万が一、大腿骨頭壊死が起こっている場合には、人工骨を移植する手術が必要になります。

不可抗力によって発生するため予防は難しく、今のところ確かな方法は確立されていません。
ただし、滑り込みによる発生率が高いため、この動作を控えることが予防につながるでしょう。

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