知っておきたいスポーツでの怪我のことトップ > 体幹部の怪我・障害

胸部や腹部の障害

胸部や腹部に起こる障害は人との衝突・転倒などによる衝撃や、強い力を要する動作を一気に行うことで発生します。肋骨骨折は息をするだけで強い痛みが伴う障害で、治療にもそれなりの時間が掛かります。また、心臓しんとうにより肋骨骨折を起した場合、意識障害や心停止を併発する危険があるため注意が必要です。稀なケースでは、腹筋を損傷することがあります。腹筋は体幹の維持、呼吸に使われていることから日常生活に支障をきたすことになるでしょう。

肋骨骨折
胸にある助骨を骨折する障害です。外傷以外にも、骨粗鬆症やスイング動作で発生することもあります。
胸部打撲(心臓しんとう)
強い衝撃が胸に加わることで骨折などを起す障害です。場合によっては意識喪失、心臓停止など危険な症状が伴うため注意が必要です。
腹筋損傷
腹部の筋肉が肉離れなどを起します。体幹の維持、呼吸などに使われる筋肉のため日常生活に影響を及ぼします。

腰の障害

腰に起こる障害は筋性、椎間板性、椎間関節性によって引き起こされるといわれています。筋性は肉離れのような筋肉の障害、椎間板性は椎間板自体の問題、椎間関節性は背骨のつなぎ目の問題を意味します。3つに共通しているのが、腰痛を起こし、その治療が長期化しやすい点です。特に椎間板の腰痛は治療が難しく手術が必要なケースも少なくありません。腰は体を支える重要な部分です。絶対に痛みを放置しないようにしましょう。

腰椎分離症
衝撃などにより脊椎骨が分離してしまう障害です。痛みは臀部にも広がり、場合によっては腰椎すべり症を併発することもあります。
椎間板ヘルニア
椎間板内の組織が飛び出し、周辺の神経を圧迫してしまう障害です。急性型と慢性型に分けられ、急性はぎっくり腰に似た激痛が伴います。
腰痛症
原因の特定が難しい腰の痛みの総称です。様々な原因が考えられますが一般には筋性、椎間板性、椎間関節性に分類します。

骨盤・股関節の障害

運動中は臀部や骨盤、股関節にも障害を起こすとがあります。骨盤・股関節に関する障害は自身の筋力が原因になることが多く、脱臼や炎症、軟骨剥離などが伴います。発生後は痛みと腫れ、脱臼なら変形が生じるでしょう。大半は患部の固定と休養で症状を治えられますが、神経を刺激している場合には別の治療が必要になります。また、成長期によって起されているものもあります。治療は原因により異なりますので、専門医で適切な検査を受けるようにしましょう。

骨盤裂離骨折
骨盤の軟骨が筋肉の張力で裂離を起す障害です。主に成長期の子供に見られる障害です。
梨状筋症候群
おしりの梨状筋が坐骨神経を圧迫することで痛みの症状を起こします。近年、運動選手を中心に急増している障害です。
恥骨結合炎
骨盤の結合部分が損傷し炎症を起している状態です。スポーツ選手だけでなく妊婦も起こしやすい傾向があります。
股関節脱臼
特殊な方向から力が加わることで股関節の骨が外れてしまう障害です。主に寛骨臼蓋から大腿骨頭が外れます。

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