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肘脱臼について(原因・症状・治療・予防)

症状

肘脱臼は肘関節の上腕骨と尺骨の噛み合わせが抜けてしまう障害です。
痛みと変形が生じ、他の脱臼と同様に治療に多くの時間を要します。
幼児に見られる肘内障と混同する方がいますが、肘内障は肘の骨が尺骨と繋がっている靭帯から抜けかかる症状です。全く別の障害ですので間違えないようにしましょう。

肘脱臼の主な症状は肘周辺の痛みと変形です。
痛みは内側に出やすい傾向がありますが、外側にも強い痛みが伴います。また、脱臼と同時に関節包や靭帯を損傷するケースが多く、時間の経過と共に腫れが伴うようになります。
変形は肘頭部が飛び出すような形で現れるのが一般的です。

原因・診断

肘の脱臼を起す原因は手のひらから突き上げるような強い衝撃が肘に加わることです。
具体的には、転等時に手を着いてしまうことや、体操選手の着地失敗などで多く発生しています。

肘関節の明らかな変形を伴うため目視でも診断が可能です。
ただし、顆上骨折や外果骨折、靭帯損傷を起している場合もあるため、レントゲン撮影で肘の状態を確認した方がいいでしょう。

治療法・予防

治療はアイシングと患部の固定を行った後、整復で骨を正常な位置へ戻していきます。
肘の整復は比較的簡単に行えますが、無理な整復は症状の悪化につながるため専門医で行った方がいいでしょう。整復後は患部を固定し直し、最低でも1ヶ月は安静に保つようにします。
痛みが治まったら関節の可動域を広げる訓練を行っていきます。

転倒などのアクシデントで発生する障害のため、未然に防ぐことは難しいかと思われます。
ただし、受身の練習は手から着地する癖が無くなるため、これは効果的な予防になるでしょう。

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